季節の変わり目、土用について
季節の変わり目を気持ちよくすごすために
土用の丑の日、土用波、土をさわってはいけない・・・
耳にすることはあっても「土用」の実態はあまり知られていないようです。
今日は土用期間についてのお話と、避けるべきこと、気を付けたい点についてお話します。
土用は季節の変わり目の合図
有名なのはうなぎを食べる夏の土用ですが
土用は季節ごとに4回存在します。
□冬の土用:1月18日~2月4日ごろ
□春の土用:4月16日~5月5日ごろ
□夏の土用:7月19日~8月7日ごろ
□秋の土用:10月20日~11月7日ごろ
※毎年変わります
イメージとしてはこんな感じです。
季節の力が弱まり、次の季節がまだ始まっていない時期、土の力が強まります。
地球上に生きる誰もが《土》の影響を受ける時期といえるのです。
土の作用とは
欲が高まる 不安になる 思い悩む 気持ちがスッキリしない イライラする
判断力が低下する ストレスをため込む 血行が悪くなる などです
実際の影響
欲が高まり、イライラすることで普段ならしないような行動やケアレスミスをしがちになります。
判断力が鈍るので特に実印を使うような契約は厳禁です。
大きな買い物やちょっとした契約事なども可能ならば保留にして、土用明けに再検討をするとよいでしょう。
この時期の土をさわると土の影響を強く受けることになります。
判断力が鈍って思わぬ怪我をすることがあります。
工事などでは欠陥工事になったり、不具合がでて、後で再工事になることも多いです。
実際に土にさわる業者さんではなく、発注者にも影響がでます。
気を付けたいこと
全ての人に影響がでることを考えて行動しましょう。
自分は気を付けていたとしても相手が土用の影響を受けていることになります。
どんなに気を付けて運転していても、相手が判断ミスをして事故になるケースを考えるとわかりやすいと思います。
例えば、商売をしている人は「売りたい」という意識が高まり
こちらも「得かも」という意識が高まるため、不要なものや普段なら慎重になる高額なものに手をだしてしまう、ということです。
・投資などのもうけ話は保留で土用明けに決断
・大事な約束、契約事は土用明けに
・交通事故に注意(なにがあるかわからないという気持ちで)
・高額商品に手を出す、無駄使い(セールも多い時期です お取り置きをして冷静になって)
・あらゆる契約事(サブスクなども注意 本当に必要か考えて)
・ガーデニング、土を掘り返すような作業
・月盤を使った月建方位の旅行はやめましょう
土用の影響を受けた時
・土を触ってしまったら・・・塩水で洗い流しましょう
・体調がわるい、気分がうつうつとする・・・塩をいれたお風呂に入りましょう
・自宅近くで工事が始まった・・・その方向に鉄製・金属製のものを置きましょう
どんなものでも効果がありますが、音が出る鉄製の風鈴、ウィンドウチャイムなどは最適です。
・断捨離をして、家の中を風通しよくしましょう
土用は地球の作用です。
必要以上に怖がらずに、「そういうものだ」と言って受け入れましょう。
昔から自然と共生する技を知っていた農家の方は、この時期を農閑期になるようにしてきました。
お祭りや旅行などの時期として、なるべく畑に出ないようにしていたのです。
私の生まれた場所は夏祭りは7月下旬でした。
以前住んでいたところの秋祭りは10月下旬で、どちらもぴったり土用なのでした。
ちょっとした工夫で、季節の変わり目を気持ちよく過ごせるとよいですね!